生命の源である 腎・腎臓パートⅡ
『腎は生命の源』と言われる所以(腎と骨格について)
腎の働きの中でも、今、現代人に最も大切な2つの働き、骨格(筋肉・関節・骨)と 造血・巡血 についてお話します。
最近、ご相談で多いのが、精神面、心臓・不整脈、めまい、不妊症、冷え・低体温などです。そのほとんどの方が下半身に力がなく、冷えて、むくみやすく、軟弱になっている場合が多いです。また上半身への血流が乏しく、目の疲れ、肩こり、頭痛、首のこわばり・痛みを訴える場合が多いです。昔のおじいちゃん、おばあちゃんがいつまでも頭もシャキッとして健康なのは、よく歩き、下半身の筋肉の衰えが少ないからと言われています。ここに健康の最大の基礎があります。車社会どっぷりの現代は、この基礎(腎)が明らかに衰えています。ここに目を向けず、病んだ場所ばかりに目を向けて、薬ばかりになっていませんか❓病んだ場所ばかりでなく、そこを支える基礎にこそ本当の原因があります。これが 腎 です。
★立派な大木は、その裏で、立派な根っこが支えています。人間も同じ、健康を支える根っこが 腎=骨格筋 です。
①腎が司る骨格筋(特に下半身)が人間最大のエネルギー発電所。・・・精神・内臓・免疫・体温・・などすべての働きは、このエネルギーで支えています。
②腎が造血・巡血・浄血を司る。・・・下半身の筋肉が充実しているほど、血流に勢いがあり、温かく保たれ、骨髄の状態も活発になります。
腎の衰え=骨格(腰・下半身の衰え、関節の硬化)➡血流に勢いがない(心臓にだけ負担大)➡内臓や脳が虚血➡病気や症状、精神面の不安定。
★足・おしり・腰の筋肉をよく動かしましょう!!!